確定申告書第二表と住民税
先日会社の同僚に理由は分からないけど、住民税の振込の書類が届いた言っていた。
これは身に覚えがないが払わないといけないのですか?と言っていた。
なんのこっちゃない、これは確定申告で普通徴収にしたのだろう。
勿論、期日までに払わなくてはいけない。
僕らが務める外資系の企業では、給与とは別にRSUにて給与が支払われる。
このRSUがあるので確定申告をしないとはいけないのだが、
そのRSUにかかる住民税の支払いは、一般的な特別徴収と普通徴収で選択できる。
確定申告書第二表と住民税
確定申告第二表には「住民税・事業税に関する事項」というのがあり、
給与所得以外の住民税の徴収方法を選択できる。
特別徴収を選択した場合は、給与所得とそれ以外の所得も合算した金額の住民税の金額が自動的に徴収され(給与から自動的に天引きされる)、
普通徴収を選択した場合は、給与所得分の住民税を特別徴収で、それ以外の所得に関する住民税は普通徴収で課税徴収される(自ら振り込む必要がある)。
普通徴収と特別徴収
住民税は、前年度の所得に応じた県民税と市民税の2つを合わせた税額であり、
住民税を住民自ら納付する方法を「普通徴収」という。
一方で、毎月支払う給与所得から住民税を自動的に差し引くのが「特別徴収」で、
今では給与所得者の義務として行われる。